からあげ入りオムレツ

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ポケモンマスターズEXの変なわざ

ファイヤーのにらみつける!

相手の防御が下がった!

マサラの愛情!

相手の攻撃が下がった!相手の特攻が下がった!相手の特防が下がった!

https://youtu.be/CIUd9dd_k20?si=Bh7rLnFBre0xTEKa

 

 

 

そんなポケマス*1(アナザー*2)の話を書きます。

 

 ポケモンマスターズEX(以下ポケマス)においては、原作に登場する「わざ」の名前をそのまま使っています。威力は都度調整されていますが、追加効果などは据え置きになっていることが多いです。

※「はかいこうせん」などは反動が無い代わりにゲージ≒コストの大きいわざとなっています

 

 その上で、各バディーズの持つ各種スキルによって大きく強化されていることが少なくありません。この記事ではそのような魔改造がされた変なわざを少し紹介していきます。

 

 

序盤でお馴染みのわざだったもの

たいあたり

 初期技としてお馴染みのこのわざは、リーフ&イーブイソニア&ワンパチが主な所持バディーズとなっている1ゲージわざ。

 このゲームは「サポートは火力を出せなくてもいい」、「ゲージが軽いのは助かる」という点があるため、低威力低コストのたいあたりは有用なわざとなっています。

 それに加えてこのバディーズたちは追加スキル*3確率ひるみ」を取れるため、低コストで相手を怯ませまくるということが可能になっています。フウロスワンナのかぜおこしでも同じようなことができます。

 

 他にもだいたいのひるみ技は追加でてんのめぐみスキル(確率2倍)を取得できるため、このゲームではよくひるみに頼ることとなっています。相手は複数いるときも1組ずつ行動するため、うまいこと怯ませてずっと相手に攻撃させずに凌ごう。行動不能は最大の防御

 

なきごえ

 そもそもこのゲームは3on3である都合上、全体デバフはたとえ1段階であってもそれなりに有用なものとなっています。加えて1ゲージなのも利点です。

 その上でゴヨウ&キリンリキのなきごえは一味違う。相手の攻撃に加えて特防も下げた上で味方の素早さを上昇させます。その上追加で「技後ゲージが2つ増加」というスキルも取得するとゲージが200%返ってくる。なんか増えた……。

 サポーターではないのに「なきごえ」と「ねんりき」のみという貧弱に見える技構成でありながらも強力なバディーズとなっています。

 

にらみつける

 なきごえ同様こちらも元々有用あまり馬鹿にできないわざになっています。

 ファイヤーがレベル51で覚えてしまうわざとしても有名ですが、周年記念バディーズとして実装されたリーフ&ファイヤーは期待通り?にらみつけるを搭載していました。

 「マサラの愛情」という固有名付きパッシブスキルによって発揮される効果はにらみつける使用時攻撃、特攻、特防ダウン。つまり1手で確定で4種のデバフをしてしまいます。愛情があれば壊れ技になるのか。

 

 伝説のポケモンとのバトルができる「レジェンドバトル」でのファイヤーも初手に確定でにらみつけるをしてきますが、こちらは素早さダウンが追加で付与。これはこれで地味に手痛いデバフとなっています。

 

そんなわざだった? そうかも……

さいみんじゅつ

 低めの命中ながらも強力な妨害技として非常にメジャーなさいみんじゅつ。非対戦勢でも捕獲でよくお世話になっているわざですね。

 そんなさいみんじゅつですが、セレナ&マフォクシーが使うと効果は相手全体に及びます。それってもしかして……ダークライ!?

 

 後に本当のダークライジコスアカギ&ダークライとして登場。こちらももちろん効果が相手全体に及ぶほか、ナイトメア再現の追加ダメージも搭載しています。

※セレナ&ダークライマフォクシーは「相手単体に付与した状態異常が全体にも伝播する」、マジコスアカギ&ダークライは「相手全体に対して状態異常を付与する」というものであり、正確には挙動が異なります。それにしても原作通りとはいえなぜ無限ねむりは初期から許されているんだろう。

 

ジオコントロール

 1ターン溜めて発動するバフ技で、ゼルネアスの固有技。

 ポケマスにおいてはプラターヌ&ゼルネアスのバディーズわざとして登場。本来は2段階ずつですがここでは味方全体の特攻、特防、素早さを6段階上げてゲージを増やすというわざに。なんか盛ってる! バディーズわざ扱いなので溜めも関係ない。

 加えてバディーズわざ後回復とウッドホーンでの回復もあるので、倒れないときは本当に全く倒れないヤバい鹿。しかも配布。

 

あおいほのお/エアロブラスト

 それぞれレシラムとルギアの専用技であり、本来単体対象のわざですが、N&レシラムジコスヒビキ&ルギアパッシブスキルの効果により威力減衰無しで全体化*4します。なんだか最初からそんなわざだったような気もしてしまう。

 

  ローズ&ダイオウドウも同様のパッシブスキルを持っていますが、こちらは「アイアンヘッド」持ち。頭が3つあるのか……!?

 

なにそれしらない

ステルスロック

 長らくいわゆる「設置技」の無かったポケマスですが、キクノ&カバルドンが初めてステルスロックを引き下げてきました。

 その効果は「相手全体の場をにいわダメージの場にする」というもの。いわダメージの場……?

 

 このいわダメージの場をはじめとした「タイプダメージの場」とは、バディーズが行動するごとにダメージを受け、弱点の場合*5にはそのダメージが増大する「場の効果」とされています。交代だけではないという、キョダイゴクエンやLEGENDSアルセウスでのステルスロックと似た効果に。*6

 (訳あって後から実装された)キョダイゴクエンやひけん・ちえなみも対応したタイプダメージの場を展開するものになりました。

 

グラススライダー

 マスターバディーズとして登場したジコスコトネ&セレビィのメインウェポンはまさかのグラススライダー。

 「グラスフィールド時に先制攻撃できる」という効果はグラスフィールド時消費ゲージゼロによって再現されていますが、そんなところはこのわざの核部分ではありません。

 このバディーズはパッシブスキルの効果により、相手に命中したときに確定で相手にひるみ&こんらん&バインドを付与します。そもそもこのゲームのひるみ30%わざはスキルで60%まで引き上げ可能なことが多いですが、それでも確定というのはとんでもない無限ねこだまし

 その上、状態変化が付与された相手への攻撃時に2段階ランダムデバフが付与されるため、相手は何もできないまま弱っていく。ずっとあたしのターン!

 

 一応、一部のバトルでは状態変化から回復した際に一定時間状態変化無効となることがありますがそれでもなんかおかしい。

 

 

本編が追いついた

ラスターパージ

 ラティオスの専用技であるラスターパージ。本来は50%の確率で相手の特防を1段階下げる技ですが、ジコスユウキ&ラティオスはパッシブスキルの効果により100%の確率で相手の特防を2段階下げるという効果になっています。命中100で少ない手数で相手を弱体化できてこれはいい。

 

 と思いきや、その4ヶ月後にはスカーレット・バイオレットで(100%の確率で)相手の特防を2段階下げる命中率100の攻撃技・ルミナコリジョンが登場。……アレッ!?

 最近の専用技が効果モリモリすぎるというのもありそうな。さんぼんのやとか元からだいぶポケマス性能。

 

ちなみに

 3周年記念実装のバディーズたちから新たに「シンクロわざ 」という要素が登場しており、これは条件を満たすと使える、個別に効果が設定された強力なわざとなっています。元からあるわざを魔改造することなく、トンデモ技を実装できるという要素ですね。反動なし全体高火力ボルテッカーとか。

 まあリーフファイヤーとかはシンクロわざを持った上で魔改造にらみつける持ちなのですが……。

 

 今回は趣旨から逸れるので言及しませんでしたが、ポケマスには「バディーズダイマックスわざ」、「ゾーン」、「タイプ抵抗」、「サークル」などと色々聞き慣れないものがあったりします。ゾーン使いのトレーナーたち。異能バトルみたいで素敵だね。そうかなあ。

 

*1:ポケモンマストドン」のアドベントカレンダー企画に投稿している記事なので、今ここで「ポケマス」と略せるものがポケモンマストドンポケモンマスターズEXの2つあります

*2:ポケモンマスターズEXにおいてはときたまキャラクターの名前表記に「アナザー」が用いられます

*3:バディストーンボードで取得できるスキル。ガチャでの重複やアイテム使用によって「技レベル」が上がると取得できるスキルが増える

*4:本編同様、対象が複数いる場合は威力や追加効果確率がさがる仕様となっています

*5:ポケマスのおいてはバディーズ1組につき弱点が1つずつ設定されているのみで、いまひとつの相性は存在しません

*6:このゲーム交代使わないからね。存在はするけど